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外国人労働者雇用労務責任者とは?その役割など

外国人労働者雇用労務責任者とは?

外国人労働者を常時10人以上雇用する事業所では、厚生労働省の指針に基づき、人事課長や労務課長など管理職を「外国人労働者雇用労務責任者」として選任することが求められています。法的には努力義務ですが、適正な雇用管理の体制整備として重要です。

主な役割

  • 在留資格の確認:在留カードの確認や更新サポート
  • 雇用管理:雇用契約や就業規則の整備、社会保険加入確認
  • 相談窓口:外国人労働者からの相談対応、トラブル予防
  • 行政対応:「外国人雇用状況届」などの提出や報告
  • 職場環境づくり:異文化理解や社内啓発活動

講習制度

厚生労働省は「外国人労働者雇用労務責任者講習」を全国で開催しています。
受講料は無料で、外国人雇用に係る体系的な知識を得られるチャンスです。
半日(13:30〜17:00)で修了可能で、終了証も貰えます。内容は以下のとおりです:

  • 外国人雇用に関する制度・ルール
  • 労働法・社会保険法令の基礎知識
  • 異文化コミュニケーション対応

まとめ

「外国人労働者雇用労務責任者」は罰則付きの義務ではないものの、職場の安定・定着率向上・行政対応の円滑化に役立ちます。外国人雇用を行う企業は、選任と講習受講を積極的に検討すると安心です。

参考

実際に受講されたい方は、外国人労働者雇用労務責任者講習(対面講習サイト)|厚生労働省 外国人労働者雇用労務責任者講習モデル事業をご確認ください。


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