家族滞在ビザとは?
家族滞在ビザ(Dependent)は、日本で就労や留学をしている外国人に帯同する配偶者や子どもが、日本で一緒に生活するための在留資格です。
この在留資格を持つ配偶者や子どもは、原則として就労はできませんが、資格外活動許可を得ればアルバイトやパート勤務が可能になります。
在留期間更新許可申請とは?
在留期間更新許可申請は、現在の家族滞在ビザの有効期限が迫ったときに、日本での生活を継続するために行う手続きです。
更新により、配偶者や子どもが引き続き日本で生活できます。
※そもそもまだビザをお持ちでない海外家族は、在留資格認定証明書の交付申請が必要です。
どんなときに必要?
- 配偶者や子どもの在留カードの有効期限が近づいているとき
- 主たる在留者(就労者・留学生)が日本に滞在を継続する場合
- 引き続き日本で家族と生活する予定がある場合
👉 在留期限を過ぎると「不法滞在」となり、家族の生活に大きな影響が出るため、必ず期限前に更新申請を行う必要があります。
誰が申請する?
- 原則として 外国人本人(配偶者や子ども) が申請します。
- 親や配偶者が代理で提出することも可能です。
- 行政書士に依頼して申請を代行することもできます。
必要書類(例)
- 在留期間更新許可申請書
- パスポート、在留カード
- 主たる在留者(就労者・留学生)の在留カードのコピー
- 主たる在留者の収入証明書(納税証明書、源泉徴収票など)
- 住民票(世帯全員分)
- 家族関係を証明する書類(戸籍謄本、婚姻証明書、出生証明書など)
- 写真(4cm×3cm)
※主たる在留者の在留資格や家族構成によって、追加資料が必要となる場合があります。
手続きの流れ
- 必要書類を準備
主たる在留者の収入や身分証明、家族関係を示す書類を揃えます。 - 地方出入国在留管理局に申請
在留期限の3か月前から申請可能です。 - 審査(1〜2か月程度)
家族の生活基盤や経済的な安定性が確認されます。 - 新しい在留カードが交付
更新が許可されると、在留期間が延長された新しい在留カードが発行されます。
具体例
- 就労者の配偶者の場合
IT企業で働く外国人の配偶者 → 在留期間1年 → 更新申請 → 3年の在留が認められる場合あり。 - 留学生の家族の場合
留学生の妻と子ども → 学生が在学を継続 → 家族滞在ビザも同じ期間延長可能。
入管が確認するポイント
- 主たる在留者が合法的に日本に滞在しているか
- 家族の経済的基盤が安定しているか(収入・生活費)
- 家族関係が真正であるか(偽装結婚や虚偽申請でないか)
注意点
- 更新を忘れると不法滞在扱いになり、退去強制のリスク
- 主たる在留者が失職や退学すると、家族滞在ビザの更新も難しくなる
- 税金未納や書類不備は不許可の原因になりやすい
更新のメリット
- 家族と日本で安心して生活を継続できる
- 長期の在留期間(3年・5年)が認められる可能性もある
- 子どもの教育や生活に影響が出ない
行政書士に依頼するメリット
- 必要書類の整理・不備防止
- 経済基盤や在留資格の適合性を事前に確認
- 更新が不安な場合もリスクを低減し、確実に許可を得やすくなる
まとめ
家族滞在ビザの在留期間更新許可申請は、家族が安心して日本で生活を続けるために欠かせない手続きです。
主たる在留者の在留状況と家族の生活基盤を整え、余裕をもって更新申請を行いましょう。